ゲネプロ終了→明日本番!

かっぱ橋歌劇団公演「ルクレツィア・ボルジア」が明日開演します!

 

今日は本番と同じ会場で最後のリハーサル=ゲネプロでした。台東区生涯学習センターのミレニアムホールは初めて歌うホールでしたが、残響も豊かで綺麗な公共音楽ホールでした。ロビーも広やかで、さすが東京には、まだまだ素敵なホールがたくさんあるんだなと再認識しました。

 

 

演奏会形式なのでステージ上に譜面台を立てて、全員楽譜を見ながらの歌唱です。演技が無いぶん、歌い手も聴く人もより音楽に集中出来ると思うので、個人的にはむしろ好ましい上演方法の一つです。字幕もあるのであらすじに興味があるお客様はそちらもお楽しみ頂けます。

 

 

ベルカント作品は純粋に音楽そのものが十分に魅力的なので、今日もゲネプロで歌いながらこのフレーズは美しいな、とか、この部分は緊張感があるな、など周りの皆さんの演奏を楽しみました。主役のルクレツィア役はもちろん、出番の多少に関わらずどの役柄にも(合唱にも)活躍の場があって、このドニゼッティの隠れた名作と明日でお別れするのが本当に惜しまれます。少しでも思い出に残るところが多くなるよう、名残惜しみながら最後まで歌いたいと思います。

 

 

お天気も良い予報ですので、ゴールデン・ウィーク初日に皆様どうぞ、珠玉のベルカント・オペラを聴きにミレニアムホールにお越し下さい!

 

 

 

(※写真左:ゲネプロの様子。   右:チラシの裏面。数多くのキャスト、合唱、管弦楽とピアノの共演者皆さんと共に良い演奏になるよう頑張ります!)