名残惜しい舞台・・・

高松市あなぶきホールでの「愛の妙薬」上演が無事終了しました。

 

本番前日の夜に東京から飛行機で現地入りし、宿泊ホテルの近くの瀬戸内料理で英気を養って本番に備えました。味付けが優しいのは自分の故郷の山口県のものとも似ていて、懐かしい思いがしましたね。

 

 

「愛の妙薬」の舞台はこの公演に限ったオリジナルで、演出の粟国淳さんによると今回きりの舞台セットとのこと。もしかしたら「幻の」公演になったかもしれないと思うと、終わったばかりですがもう、名残惜しい気持ちでいっぱいです。でもだからこそ、この公演もきっと忘れられない記憶になることでしょう!

 

 

忘れられないと言えば、今回のために故郷山口県から大勢のファンの皆さんが貸切バスで応援に駆けつけて下さったことも忘れられません!故郷ではなかなか本物のオペラ上演をご覧頂く機会がないのですが、今回たくさんの方に藤原歌劇団のオペラ上演を観劇してもらえて本当に嬉しかったです。終演後は会場ロビーで記念撮影しましたが、香川なのにその周辺だけ山口弁で満たされてましたね(笑う) わざわざ遠方よりお越し頂き、本当にありがとうございました。

 

 

タイトなスケジュールでしたが、出演者、オーケストラ、スタッフ皆さん全員の団結力・舞台への熱い思いによって、素晴らしい上演を高松のお客様にお届けすることができました。折江忠道公演監督(ベルコーレ役で出演者としても皆をリードして頂きました!)が打ち上げでその旨をお話しされるとみんなから大きな拍手が起きたのがとても印象に残りました。皆さん、藤原歌劇団の底力は本当にすごいですよ!!(^ ^)

 

 

 

 

怒涛の9月が終わり、気が付くと10月も半ばにさしかかる頃。高松からの帰路に見た瀬戸大橋からの空はすっかり秋空でした。まだまだ本番も続くので体調に気を付けながら、また次の舞台に備えていきたいと思います。

 

(※写真は終演直後の舞台上で。)