同郷人同士で奏でた「第九」

故郷山口県の県庁所在地・山口市での「第九」が終了しました!

 

前日のリハの後ホテルにチェックインしてから少し時間があったので、滞在地が県内有数の観光地・湯田温泉ということで、のんびりと温泉に入って本番に備えました!

 

今回の「第九」はピアノ伴奏で合唱団も少人数ということで、いつもとひと味違う”室内楽的”な演奏となりました。会場も音楽ホールではないため反響板が無く、客席の天上は照明器具がむき出しのいわゆる演劇用会場だったので残響もほとんど無く、もしかしたらコーラスの方は歌いづらかったかもしれませんね。でもそんな環境にひるむことなく、本番では思い切りのよい歌声がソリストの後ろからでも分かるほど十分に聞こえてきました。

 

本番前の休憩中や終演後の打ち上げでは、ソリストや指揮者の先生と山口弁での雑談が盛り上がり、やはり故郷の血が騒ぐというか、独特の方言や言い回しに自然と笑い声が出てしまいましたね。方言がなによりのリラックス材料となってくれました!

 

ソリストの皆さんや合唱団の団長さんたちと、いつか山口県でもみんなでオペラ公演や小中学校など子供たち向けのコンサートができるといいなぁと話しました。「第九」で出来た繋がりを大切に、だんだんと故郷に恩返しが出来るようになれたらいいなと思っています。

 

 

(※終演後の舞台でソリストのみなさん、指揮者の國元さん、ピアニストの瀧島さんと。)