今週は同じホールで2回

今週16日(木)と19日(日)は名古屋の電気文化会館で本番てす。

 

地下鉄伏見駅からすぐの所にある電気文化会館=通称「電文」は約400席の公共音楽ホールで、クラシックを中心に長年この地方の音楽人に愛されています。私自身も2016年に名古屋で初めて主催演奏会を開催した特はこのホールを選びました(2本立ての「コンサート」の方を電文で、「リサイタル」をしらかわホールでそれぞれ開催)。その音響の良さはこの春惜しまれつつも閉館したしらかわホール(約700席)と並び称されて来ましたが、しらかわホール亡き後のこれからは、演奏会は益々この電気文化会館ザ・コンサートホールに集中していくだろうと思われます。(すでにホールの使用スケジュールが急増してこの先もなかなか押さえることが難しいと聞いています。)

 

 

さて16日(木)は声楽の恩師である故中島基晴先生の門下生によるコンサート(寂しいことに、門下生で集まって開催するのは今回が最後となるそうです)で、アリア(ドニゼッティ作曲「ドン・パスクワーレ」よりエルネストのアリア”哀れなエルネスト〜遥かな土地を求めて”)とカンツォーネ(レオンカヴァッロ作曲「マッティナータ」)を歌います。アリアの方は今秋京都で出演予定の新国立劇場制作のオペラ作品からで、先生の元で歌の道を歩み始めて25年以上経った今現在の自分のレパートリーの中心を、カンツォーネの方は大学2年(ハタチ!)で大学定期演奏会に選ばれて初めて音楽ホールで観客から拍手をもらった、忘れられない最初期の思い出の曲を歌わせてもらいます。先生に何度もレッスンして頂いたことを思い出しますし、「カンツォーネ」で学内オーディションを受けた事自体(先生の推挙ですが、普通はあり得ない選曲…笑)にも中島先生のお人柄が偲ばれて、本番ではきっと胸にグッと来るものがあるだろうと思います。先生にはいつものように「よしよし、あとは腹だな!」と空の上からダメ出しされるでしょうが、自分の人生を定めて下さった中島先生に感謝して歌って参ります。

 

 

そして19日(日)は男声合唱団名古屋グリークラブさんの第6回演奏会で、こちらでもソロを歌いますが(アリアと日本歌曲)、この日は指揮者としての出演がメインとなります。プログラム前半ではアカペラで清水脩の名作を、後半ではピアノの今村洋平さんとワンステージメンバーの方々を加えてトスティ歌曲集(曲によっては編曲、作詩も担当)を指揮させて頂きます。ほとんどが70代のベテランさん達ですがまだまだ力強さもスタミナも健在で、以前より音域も広がったと仰るメンバーもいるほどです!団員皆さんにとっては、学生の頃から親しんだ懐かしい作品と全く新しいジャンル(イタリア語の歌唱)の両極端にチャレンジすることになる意欲的なプログラムとなっていて、本番に向けて益々気合いの入った仕上げの練習でも高い集中力をもって本当に素晴らしい歌声を聞かせて下さっています。男声合唱のオールドファンはもちろん、女性や若い世代のお客様にも是非ご鑑賞頂いて、真の「オトコらしいオトナ」たち(←ジェンダーの時代にあえて)の魅力をたっぷりとご堪能下さい!

 

 

なおこの2つの本番の合間にも名古屋の自宅と東京の2つの大学をバタバタと行き来するので、今週は新幹線が止まらないよう、いつも以上に祈りながら過ごしたいと思います(笑)。

 

 

 

(写真上:電気文化会館ザ・コンサートホール内観。HPより転載。   下:チラシ2種。)