歌い納め&仕事納め

26日(日)の大阪での「第九」は、最高の年内最後の本番となりました!

 

 

“クラシック音楽の命”ともいうべき、「響き」の素晴らしさで全国的にも知られるザ・シンフォニーホールは、ホール内観の素晴らしさも相まって「これぞクラシックホール、これぞクラシックコンサート」といった佇まいで出演者と観客を温たく包み込んでくれました。瀬山智博さんのスタイリッシュ且つ情熱的な指揮のもと、エネルギッシュな日本センチュリー交響楽団と洗練された日本センチュリー合唱団(一般の方々とプロ歌手の混合)、そして美声揃いの素敵なソリストの皆さんと一緒に、今年最後の「歓喜の歌」を精一杯歌わせて頂きました。最後の音が止まった直後の、大きな拍手が最高のご褒美となりましたね!(関西方面の本番ではいつも、お客様の拍手のタイミングや大きさが自分の好みと合うことが多いですね。すごく気持ち良くさせてくれる拍手なんです!)

 

 

この日は今年一番の雪のニュースと重なり、案の定帰りの新幹線が雪のために途中で徐行運転となるなど帰宅に苦労しました。もしこれが本番の前だと大変ですが、この日が今年の本番の歌い納めということで気持ちの焦りもなく、むしろ今年最初の本格的な雪景色(岐阜県米原あたりはお伽話さながらの銀世界でした!)を新幹線の暗い車窓から眺めながら「今年も無事に演奏活動が終わったな〜」と少々感慨にふけりながら帰りました。

 

 

まだまだコロナ禍ゆえにいくつかの予定された本番がキャンセルになったり、歌う側も聴く側も様々な制約を受けたりと、決して手放しで喜べる状況とまでは戻っていませんが、昨年2020年のことを思い出しながら、こうして年末に「第九」を歌えたことに心から感謝し、深く喜びを感じています。「歓喜の歌」の詩の力を感じつつ、きっと来年はもっと良くなるぞ!と、強く期待しています。

 

 

そして昨日28日(火)に声楽の個人レッスンと合唱指導(合唱団も、指導する2団体ともようやく練習の本格的再開が叶い、来年には久しぶりとなる定期演奏会の開催も予定されています。)を終え、歌手以外の年内全てのお仕事が終了。一晩明けた今朝、コロナ禍で控えていたマッサージ屋さんに2年ぶりに出かけて、体のケアを名目とした”一年間のご褒美”を自分にあげて来ました(笑)。今年も怪我や病気で病院に一度も行くことも無く、健康で過ごせたことに安堵しています。

 

 

来年は今年以上に、コロナ禍で停滞した演奏活動がその反動の力も加わって活発化しそうな気配です。まずは健康第一、丈夫な体と心を保ってそれぞれの演奏機会に取り組んで行きたいと思います。少しでも早く、元のように音楽を無条件に愛することが許される環境に戻ることを祈って、引き続き感染対策には十分に配慮して新しい年を迎えたいと思います。

 

 

今年も一年ありがとうございました。どうぞ皆さま良いお年をお迎え下さい。来年こそは多くの人と劇場でお会い出来ますように!

 

 

 

(写真左:クリスマスの日、大阪に向かう前に名古屋駅で遭遇したツリーのイルミネーション。去年はコロナの自粛で無かったんじゃないかな?こういうシーンでも少しずつ世の中が戻りつつあることを感じます。  右上:「第九」のリハーサルをするオーケストラ。本番では飛沫感染対策の一環で正面のパイプオルガンのすぐ下の座席に合唱団が配置されました。結果、見た目にもゴージャスな「第九」でした!  右下:指揮の瀬山さんとソリストの皆さんと終演直後のバックヤードで。)