準備する日々

しばらくぶりに予定されている本番に向けて、諸々準備しています。

 

 

来週19日(水)は名古屋市伏見の電気文化会館で、声楽の師である中島基晴先生の門下生(グループ名”アミーチ・カント”)によるコンサートに出演予定です。中島先生の薫陶を受けた”歌馬鹿”(笑)の同門の先輩後輩10名余りが久々に集まって、先生への感謝を胸にそれぞれの今の精一杯の歌声をご披露致します。当日は、ここ数年歌い始めたフランスオペラのアリアと、大学時代に先生にレッスンを受けた懐かしい歌曲(カンツォーネ)を歌う予定です。

 

 

6月に予定されている本番にはいずれも、初めて歌う曲が含まれていることからそれらの準備も同時進行中です。ジャンルや歌う言語もバラバラなので、飽きることなく勉強や練習に取り組めています。楽譜を製本したり、お気に入りの音源を探したり、辞書を引いたり、声を出さない準備も楽しい時間ですね。外食や移動が憚られる今の状況も良い方に作用して、自宅で出来ることを粛々とこなす毎日が続いています。

 

 

ここに来てまた、秋〜冬の公演キャンセルの連絡が相次いでいます。上記の直近のコンサートそれぞれの主催者さんも開催の有無や上演形態(場合によっては無観客や配信などに変更)の判断、以前のような積極的な勧誘が難しい中、ありがたいことに出演の依頼を受けた者として、歌手に必要な準備を引き続き進めて行きたいと思います。

 

 

(※最近の勉強机。おおよそ”アナログ”な自分でも、辞書は電子辞書に、作品の関連資料はほとんどスマホから、としっかり”電子化”していますが、昔から必需品の「赤青鉛筆」は健在。でもどうしても赤が先に無くなってしまいます…)