岐阜→名古屋→豊田

愛知芸文でのオペラも含め、しばらく東海地方での本番が続いています。

 

 

19日は岐阜市クララザールで、ソプラノの安田直美さんのリサイタルにゲスト出演させて頂きました。もう20年くらい前から仲良くさせて頂いていますが、大学の先輩でもある彼女の初リサイタルでご一緒できて本当に嬉しかったです。演奏以外でもエネルギッシュに全てやり繰りされて、でも常に前向きな姿で取り組まれる姿に感激でした!客席も完売満員でした、安田先輩、ご盛会おめでとうございました!!

 

 

翌日20日は名古屋市民会館大ホールで中学校の学内合唱コンクールの審査員と歌唱、「オ・ソーレ・ミーオ」「ビリーブ」の2曲を2000人を超える会場で歌いました。男子校のクラス合唱ということで生徒さんたちのクラス対抗意識は強く、会場は終始熱気に溢れていました。各クラスの担任の先生や学生指揮者がリードして毎日朝練や放課後の練習を積み重ねたそうで、音楽を通してこうしてクラスの中で団結して仲間意識が強まる機会を作ってくれる学校って素敵ですね!生徒たちの熱演に審査するこちらも全力で聴き入り、審査後の自分の演奏前にはヘトヘトになってましたが(笑)中学生の熱意に押されて思い切り歌うことができました。

 

 

さて、明日は豊田市コンサートホールでホールの20周年記念の主催コンサートに出演させて頂きます。「オペラ紅白歌合戦」と題されて、女声3人男声3人でオペラアリアや二重唱を歌い合う楽しい企画です。ホール友の会の会員ご招待コンサートということで、明日はたくさんのお客様がご来場予定だそうです。「セビリャの理髪師」の大アリアや「アルルの女」のアリアなどを歌いますが、ここしばらくドイツ語や日本語が続いたので、声のためにも思い切りイタリア語を楽しんで歌ってみたいと思います。素晴らしい共演者の皆さん共々、響の素晴らしい豊田市コンサートホールでたっぷりとオペラ歌手の声をお楽しみ下さい!

 

 

(※写真左はクララザールの本番。右は今日の豊田市コンサートホールでのリハーサル中。)