Tenorissimo Concert ご案内④(完)

シリーズでご案内してきましたが、いよいよ明日アルテリーべ東京で本番です!

 

最後にご案内するのは「世界の歌コーナー」。6つの国からそれぞれの国の有名な曲をテノールでご紹介します。言語も様々ですが、うまくその国の雰囲気が伝わるように頑張りたいですね。

 

他のコーナーも含めて今回も複数の言語(日、伊、独、仏、西、英、羅+ナポリ語、シチリア語)で歌うことになりますが、色んな楽器の中で声楽だけが言語を使って演奏すると言う意味で、言語の発音のニュアンスや雰囲気も音楽の大切な要素の一つだと感じます。例えばたまに、あえてカンツォーネをナポリ語と日本語で歌い分けて演奏することがありますが、聴いている人には二つの言語のイメージや音楽の感じ方が随分違って伝わるようですね。単なる「訳=意味」としての言葉ではなく、響きや語感の魅力も、音楽として楽しんでもらえるよう歌ってみたいと思います。

 

また、このコーナーではギターの弾き歌いもご披露する予定です。「エーデルワイス」から美空ひばりの演歌まで、フランスの「おおシャンゼリゼ」からスペインの「Ay ay ay」まで……相性の良いギターとテノールの音色をたっぷりとお楽しみ頂けたらと思います!レストランならではの”特別メニュー”で皆さんをお待ちしています!!

 

(※写真はホームパーティで即興でカンツォーネを歌うファン・ディエゴ・フローレス。現代の”テノールの王様”は何をやってもサマになりますねぇ……)