「白狐」NY公演レポート⑥

あっという間に全てのリハーサルが終わりました!

 

海外公演には色んなハプニングや予期しないトラブルなどが付きものですが、もちろん今回も例に漏れず(笑)、色んな問題をみんなで乗り越えながらいよいよ本番を残すのみとなりました。幸い出演者に怪我や病気の人も無く、みんなで元気に本番当日を迎えられそうです!(これが一番大事ですね。)

 

 

今回のカンパニーでは制作スタッフや衣装スタッフがいないため、出来るところは出演者同士で補いながら準備をしています。先日の衣装付きのリハーサルでは、和装ならではの着付けの難しさや衣装の寸法調整などの問題をみんなで共有し、その対策を図りました。特に在米日本人出演者の皆さんによるサポートは大きく、様々な不安や問題を改善、解決して頂きました。旅先での同胞の方々からの親切はやはり身に染みますね、たくさん「ありがとうございます」を言いました

 

 

海外だとリハーサル以外の普段の生活でもいつも以上に緊張が続き、気が付かないうちに疲労も溜まっていると思うので、適度な休息と栄養補給を課してとにかくいい声で日本のオペラの魅力をアメリカに紹介出来るよう、引き続きコンディション調整に励みたいと思います。

 

 

 

(※写真上:稽古場では、故郷の山口県平生町の町おこしキャンペーン”イタリア〜ノひらお”の観光大使としてオリジナルTシャツを着用することも!時にはそのTシャツ姿のままマンハッタンの街中を歩いた日もありました、我がふるさと「平生町」の名前をニューヨークでも振り撒いて来ましたよ!   右下:最後の稽古の様子。   左下:これぞアメリカ!と言わんばかりの、ぶ厚いステーキを焼いて食べました。これで本番もエネルギッシュな声で歌えそう!)