7/4は名古屋市の電気文化会館でコンサートでした。
声楽の師である故中島基晴先生と同門である兄弟子や弟弟子、甥弟子(?)など総勢6名、全員テノールというコンサートで、前半はそれぞれの愛唱歌を(私は歌劇「友人フリッツ」のアリアとカンツォーネの「マンマ」を歌いました)、後半は全員で有名なアリアやカンツォーネを分け合いながら一緒に歌いました。平日の夜公演でしたが最後まで客席も盛り上がってくれて、歌う側も聴く側も楽しさいっぱいのコンサートとなりました!
同じテノールでもそれぞれの個性が十分に発揮されて、声についても一人ひとりが自分だけのオンリーワンの声で歌うことにこそ、我らの師匠である中島先生の教えの極意のように思いました。何より、よく知る者同士でも初顔合わせの者同士でも、テノールが1つの楽屋に集まるといつの間にか”妙な一体感”が生まれるのものですね。今回もコンサート前後も含めて、テノール同士で色んな話をした時間も有意義でした。出演のお誘いを頂きありがとうございました!
今回最年長の兄弟子たちは65歳。皆さんそれぞれの人生ストーリーを経て、とにかく長く舞台で歌えることの尊さ、素晴らしさをあらためて感じました。またご一緒させて下さい〜!
(※写真は本番の様子。左端はMCを務めて頂いた纐纈正浩さんで、アンコールに飛び入りで歌も参加してくれました!)