18年前の職場で

7/16は、その昔勤務していた中学校で歌わせて頂きました。

 

イタリア留学の直前1年間(28歳頃)、音楽の非常勤講師としてこの中学校の教員を務めました。そのご縁から、毎年地域のお客様向けに学校が開催されているサマーコンサートに出演させて頂きました。当時の音楽授業の上司にあたる先生が今も現役で勤めてらっしゃったり、先輩教員だった方が校長先生(!)をされていたりと、中高一貫の私立学校ならではの懐かしい出会いが嬉しかったです!(公立と違って教員の異動が少ないからですね。)

 

この日はPTAコーラスや弦楽合奏部、吹奏楽部のステージが前半で演奏され、休憩を挟んだ後半から約1時間、現職の音楽の先生の伴奏でテノールのプログラムをお届けしました。オペラやカンツォーネに加えギター弾き歌い(いつものクラシックギターではなくアコースティックギター)による日本の歌もいくつか聴いてもらいました。

 

 

夏なので「さとうきび畑」も歌いましたが、コロナ禍もあって気が付けば数年ぶりとなりました。平和を願う歌を聴いてもらうのは歌い継ぐ歌手のお役目でもあるかなと思うので、今後もプログラムを自分で決められる機会の時は歌い続けたいと思います。

 

 

昔と変わらず温かく迎えて下さった先生方、盛大な拍手と時に涙を流して聞いてくれたお客様に心から感謝を伝えたいと思います。歴史ある学校内チャペルで思い切り歌えて幸せでした、ありがとうございました!

 

 

(※写真はコンサート会場のチャペル外観と本番の様子。右下は自分が教員時代からずっとご縁を続けて下さる森山孝光先生と、伴奏して頂いた白石英統先生。)