愛知芸文で宗教曲

6/3は愛知県立芸術劇場(通称:愛知芸文)で、母校名芸大の主催でハイドンのミサ曲ソロでした。

 

まだまだコロナ禍、しかも名古屋市は緊急事態宣言期間中ということで厳重な感染対策が施された中での上演でした。大学主催事業ということで上演する事が重要な目的でもあったと思いますが、オーケストラも合唱も本当に素晴らしく、何より久しぶりの愛知芸文コンサートホールの生の音の響きを堪能することが出来て幸せでした。

 

 

ハイドンの作品は全く初めてで、オペラも歌曲もご縁が無かったので新たなレパートリーが出来て嬉しいです。是非機会があったら他の作品も歌ってみたいと思いました、特にまたオーケストラ(今回は古楽器も使用)と一緒に歌える作品に巡り会えると嬉しいですね。なおコンサートの前半(の前半)では、クラシックトランペット奏者の”バイブル(聖書)”とも言うべきハイドンの「トランペット協奏曲」が演奏され、不肖・トランペット出身者として心躍らせながらこっそり客席で鑑賞させてもらいました!ソリストさんの素晴らしい演奏に大きな拍手が送られていました。やっぱりトランペットかっこいい!!

 

 

この地方で活躍中のプロフェッショナルなメンバーで編成されている合唱団のハルモニアさんとは2回目の共演で、今回もその素晴らしい歌声で観客の心を掴んでいました。指導の先生も含めよく知るメンバーも多く、その熱演をまるで我が事のように嬉しく聴きながら(ミサ曲ではソリストより断然、合唱団の方が演奏時間が多い&大変なのです!)本番のステージを過ごしました。今後ますますこの地方で注目されていく合唱団だと思います、また機会があったら皆さんも是非聴きに行ってみて下さい!

 

 

なおYouTubeで本番のライブ収録動画が無料で視聴出来るそうです。コロナ禍でますます加速するクラシック演奏配信の流れにもはや新しい時代を感じつつ、恥ずかしくて自分の出演動画が見れない現状をいつ乗り越えられるか(苦笑)、自分への”ワクチン(免疫)”がいつになるかはまだ不明です。

 

(※写真上は本番の様子。下は終演後にハルモニア合唱団の皆さんと。中央奥の高身長な方が指揮者の松井慶太さん。)