佳境に入りました

日曜日にオケ合わせが行われ、明日から劇場入りです。

 

 

「セビリャの理髪師」上演に向けてついに仕上げ段階のリハーサルになり、今週は本番モード!楽しいお喋りや美味しいお酒も控えて、本番に最高の状態が迎えられるよう心身の調整に努めます。歌手によってそれぞれのルーティンがあるようですが、自分の場合は特に食事や睡眠、沈黙の時間を大切にします。

 

 

日曜日のオケ合わせ(=オーケストラとのリハーサル。演技はしません。)も順調に終わってひと安心。やっぱりオペラ歌手はオーケストラ伴奏で歌うと本領発揮ですね、いつもに増して伸びやかな歌声を皆さん振りまいていました!(笑)

 

 

それにしても、オーケストラの楽器の使い方や音楽の創意工夫、リズムの活かし方などなど…ロッシーニは本当に天才です!こんな作曲家は他にいないと思います、才能が溢れすぎて私たち凡人には気付くことが出来ない素晴らしさが、きっともっと含まれているんだろうなと思ってしまいますね。ワクワクしっぱなしのオケ合わせでした!(集中して聴きすぎたため、しっかりと疲れましたが…)

 

 

明日はついにセットや照明の中でのリハーサルです。聴覚・視覚どちらでも楽しめる「オペラ」の醍醐味を、お客様よりひと足先に味わって参りたいと思います!!

 

 

(※写真はオケ合わせの様子。藤原歌劇団のツイッターより転載。写っていませんが、歌手の前にオーケストラが配置されています。3人とも口の開け方が(笑))