ロッシーニからドニゼッティへ

今週土曜日は名古屋で、ドニゼッティ作曲「アンナ・ボレーナ」の抜粋上演に出演します。

 

いわゆる”ベルカント・オペラ”と呼ばれる分野の代表的な作曲家が、「ランスへの旅」や「セビーリャの理髪師」のロッシーニ、「夢遊病の女」「カプレーティとモンテッキ(ロメオとジュリエット)」などを書いたベッリーニ、そして今回の「アンナ・ボレーナ」や「愛の妙薬」で知られるドニゼッティの3人です。これらの作曲家が自分のレパートリーの中心ですが、短い期間にこのうち2人の作曲家の作品を歌えることを嬉しく思います。

 

 

バリトン歌手の岡本茂朗さんが主宰されるオペラ団体”エウロ・リリカ”さんは、長年にわたって名古屋でオペラを上演され続けてきた実績のある団体で、自分も大学生の頃から合唱や脇役で出演させて頂きました。ソリストとして今回久しぶりに出演できることに感謝しつつ、あまり上演される機会のないこの作品(ドニゼッティの出世作として大切な作品です)に共演者皆さんと挑戦していきたいと思います。

 

 

 

 

追記:「ランスへの旅」の舞台裏写真をご披露します!もう10日経ったんですね・・・まだまだ余韻に浸りたい気分ですが、頑張ってロッシーニからドニゼッティに頭も「喉」も切り替えて行こうと思います(笑)