会場の皆さんと歌って

多治見市旭ヶ丘公民館でのコンサートは盛況でした!
毎年この時期に開催されている恒例のコンサートだそうですが、例年以上のたくさんのお客様がご来場下さったそうです。お天気にも恵まれ、日曜日の15時という開演時間も地域の皆さんにとってご都合が良かったことと思いますが、何よりも主催者さんはじめ広報・勧誘活動して頂いた旭ヶ丘の方々に心よりお礼申し上げます。

 

縦長の会場を横向きに座席を配置して、ちょうど扇を開いたような客席に向かって、会場側面の窓ガラスを背に(カーテン越しに屋外の樹木の若葉が客席からよく見えました!)歌わせて頂きました。ギターの弾き歌いの際はその扇形の会場を縫うように歩きながら、こうした会場ならではのお客様との近い距離での歌も聴いて頂くことができました。

 

オペラの紹介やカンツォーネ、日本の歌を聞いて頂き、最後に会場の皆さんと一緒に日本の唱歌を歌うというプログラムでしたが、その会場の皆さんの歌声のご立派だったこと!!「椰子の実」「鯉のぼり」「夏は来ぬ」「われは海の子」を続けて歌ったのですが、客席の皆さんが本当に大きな声で一緒に歌って下さいました。嬉しかったですね!

 

あとで地元の方から聞いた話では、多治見やその周辺地域特有の「文化」のようなもので、歌を歌う事にとても積極的な土地柄だそうです。そう言われてみれば過去の自分の演奏経験でもこの岐阜県東濃地方では学校公演や地域のコンサートで同じような体験がありました。素敵なことですね!

 

お客さんにも主催者さんにも喜んで頂けて安堵しました。また機会があったら多治見で歌ってみたいと思います、その時もお客様のために「参加型」プログラムを是非ご用意したいと思います!

 

 

追記

ところで多治見市と言えば、夏になると毎年のようにその最高気温がニュースで報じられることで有名ですが、昨日もまだ5月にもかかわらず会場内の温度が上昇し、本番前や休憩時間にはエアコンの冷房で冷やす必要があるほどでした!もっとも、コンサート終盤は上記のように会場の皆さんが参加して歌ってくれたことによる「熱気」のせいもあったかもしれませんね……(笑)

 

(※終演後に関係者・スタッフの皆さんと記念撮影。160席を超えるイスをはじめとする会場設営から片づけまで、また専用の看板作成など、表方・裏方でコンサートを温かく支えて下さいました。きっとこうしたスタッフさんのご協力のおかげで、毎年継続してコンサートが提供され続けているのでしょうね!おかげ様で終始気持ちよくコンサートに臨めました、お世話になりました。)