兎追いし彼の山~故郷で歌った「ふるさと」~

先週の山口県平生町でのコンサートの余韻がまだ続いています(明日は次の本番なのに!笑)

 

10月2日(水)の一般公演の他にも、前日の平生小学校体育館での45分間の歌とお話(平生小・佐賀小の1~3年生対象)、2日の午後は平生町体育館で1時間の学生向け公演(上記小学校4~6年生、平生中学校全校生徒対象)と、2日間で3回の機会を頂きました。合間にリハーサルや関係者への挨拶周りもあってタイトなスケジュールでしたが、地元の方々とのふれあいを心地よく感じながら(口調もやっぱり山口弁に戻ってしまいました!)、改めてこの町で育ったことを感慨深く思い返しました。

 

 

小学校低学年の児童達の元気な歌声!

 

学生向け公演での生徒たちの集中して聴く力!(締め切った体育館で相当な暑さでしたね!)

 

一般向け公演でのたくさんのお客様&盛大な拍手!!

 

 

どれも素晴らしい思い出となりました。共演の森裕美子さん、松本智恵さんと一緒に、音楽を通して平生町のみなさんと素晴らしい時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。またいつの日か、平生町で「ふるさと」を歌えることを願っています。 (写真は一般公演用パンフレット)

 

 

[故郷 ふるさと]

兎追いし 彼の山 小鮒釣りし 彼の川    夢は今も巡りて 忘れ難き ふるさと

如何にいます 父母 恙無しや 友がき    雨に風につけても 思い出づる ふるさと

志を果たして いつに日にか帰らん      山は青き ふるさと 水は清き ふるさと

 

 

 

 

 

余談ですが、幼いころ、平生町の山で捕まえた野兎(のうさぎ)をしばらく飼っていました。手作りの兎小屋に、「カトンテール」(「ピーターラビットのお話」と言う絵本の、兄弟うさぎの3番目の名前から)と名付けられた褐色のうさぎでした。とある日に野犬に襲撃されて悲しい最期だったのですが・・・(泣)

 

「小鮒釣りし~」の鮒(ふな)も小学校の登下校中にしょっちゅう獲って遊んでましたね。自分にとって「ふるさと」の歌詞を唯一リアルに感じながら歌えるのは、やはり平生町なんだなと再確認してきました。