兵庫芸文でのラスト公演へ

昨日の3回目公演も無事終了し、地方公演を残すものの兵庫芸文では明日が最終回となりました。

 

中一日ということで今日はホテルで休養、喉や体力の回復のために静寂と沈黙を楽しんでいます。

 

 

回を重ねるごとに少しずつですが余裕も出てきて、オーケストラの音や相手役の声がよく聞こえるようになってきたように感じます。また、上演中は客席をじっくり見ることはありませんが(客席は真っ暗ですしね)、昨日初めてカーテンコールの時に少し落ち着いて眺めると、改めて兵庫芸文のホールの大きさと佇まいの美しさ、そしてそこにぎっしりと満員のお客様がこちらを見て拍手をして下さる様子がしっかりと確認できました。

 

 

2000人を超えるホール独特の「風景」にはやはり圧倒されてしまいます。オペラ歌手として本当に幸せを感じる瞬間ですね。(欧米ではここで大ブーイングなんてこともあるのでしょうが……笑)

 

 

 

本番前の空っぽの舞台で写真を撮ってもらいました。あと一回、この舞台に立てる喜びを歌と演技に乗せて、明日も精一杯頑張りたいと思います!