愛西市のコンサートを終えて

3回目となる榊原さんご夫妻との共演は今回が一つの集大成となりました。

6/24日の「水無月コンサートvol.13~テノール中井亮一の世界~」は立派な会場で、そして満員のお客様の前でたっぷりと歌わせて頂くことが出来ました。素晴らしい機会を頂いて本当に感謝です。

 

 

今回で13年目となる毎年恒例の地元の人気コンサート、昨年までの小さな会場から大きな会場に初めて変更されたため集客がご不安だったそうですが、当日は本当にたくさんのお客様で会場がいっぱいとなり、拍手あり笑いあり(榊原さんのMCの妙と言ったら!!)の大盛況でした。地元に根付いてみんな楽しみにされてたのですね、会場全体が終始温かい雰囲気で包まれていました。

 

 

選曲も全てお任せ頂いたので、専門分野のオペラから大好きなカンツォーネ、地元のお客様にも馴染み良い日本の歌など、レパートリーからまんべんなくプログラミングできたことも幸せでした(意外とこういう自由な機会は少ないです)。

 

何事もいつも笑顔でご快諾頂くご夫妻に改めてお礼と感謝を!!

 

 

お二人の素晴らしい演奏にも助けられました。ピアノという打楽器にプラスしてコントラバスという弦楽器が入ることで、レガートもより感じ易く楽に歌えました。カンツォーネなどで楽譜に無いアレンジを入れてくれる奥様のスペシャルなピアノも、歌っている自分自身の毎回の楽しみになっています。

 

 

「楽しくクラシックコンサートを!!」とは良く聞くフレーズですが、実現・実感するのは結構難しいことだろうと思います。でも今回のコンサートはまさしくそんなフレーズが浮かぶ機会だったように思いました。

 

お二人の素晴らしいプロデュースに感服しつつ、来年以降も益々のご盛況をお祈りしています!(写真は会場入り口風景。それにしても、いつも記録が雑で後悔の連続です……だれか雇わねば??)